1911年にスイスで創業したブランドエベルはその創業当初から、ユージン・ブルムとアリス・レヴィ夫妻によって作られた、高い信頼性とエレガントなデザインの時計によって博覧会の様々な賞を獲得していきました。スイスをはじめ欧州各国の人々の高い人気を集め、息子のチャールズ・ブルムの代になると、ブランドの競争力に磨きをかけ、一方で、高精度なエベル社製ムーブメントを他社に供給するため時計工場を建設しました。また1935年には他社に先駆けて、時計の精度検定テストを行う振動計を導入しエベルは、精度測定と品質管理基準を導入したスイス発の時計メーカーとなりました。

その後も時計技術検定の制定など、現在のスイス公式クロノメーター検定の品質管理基準強化に多大な功績を残したことでも知られています。1977年誕生の「スポーツクラシック」は高品質と優雅さを追求するエベルの理念を具現化したような、まさにエベルを象徴するデザインの時計といえます。

金属の塊から削り出された美しい曲線のワンピース型六角ケース、時計本体と一体となったウエーブブレスレットは優美であると同時に最高の装着感を実現しました。世界各国で人気を誇り、現在も造り続けられるロングセラーモデルです。また1986年に「スポーツクラシック」から派生した「1911」シリーズも“時の建築家”を標榜するエベルの代表的モデルです。複雑な多層構造ケースを持つケースと六角形ベゼル、そのベゼルを固定するデザインの一部にもなっているビスなど印象的なデザインと同時に、細部にまで妥協を許さない徹底して作り込まれた「1911クロノグラフ」は多くの機械式時計ファンを魅了しました。もちろんこのエベルもウッチャ王のLINE査定、ネット査定よりお申込みいただければ、高額査定させていただき、即日での出張買取りが可能です。

その後もシーンを選ばないスタイリッシュな「ブラジリア」をはじめ、1995年には5年の歳月をかけて開発した自動巻きクロノグラフムーブメント、自社製キャリバー137を発表しました。2004年にはモバードグループの傘下となり、高級ジュエリーウォッチから、コンプリケーションモデルまで、「エベルクオリティ」にふさわしい時計を製作しています。

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