ヴァレクストラ(Valextra)は近年、日本でも飛躍的に知名度を上げてきている、まだまだ知る人ぞ知るといったブランドという域を超えていない感じもあります。しかし、ヴァレクストラ(Valextra)を表現するときによく使われるのが“イタリアのエルメス”という言葉です。エルメスはフランスのブランドなのですが、ヴァレクストラ(Valextra)はイタリアのブランドなのでイタリアでエルメスに匹敵するブランドとして、こう表現されることが多いのです。確かに共通点がいくつかあり、もともと馬具製造メーカーから発展してきていることや普遍的なデザインで長く愛されているアイテムであることなどを考えると、イタリアのエルメスと呼ばれることは至極納得です。エルメスが1837年に創業したことを考えると、1937年のちょうど100年後に誕生したヴァレクストラ(Valextra)の歴史はまだまだ浅いと言われるかもしれませんが、その品質の高さ、シンプルで使いやすいデザインは多くの著名人やセレブから寵愛を受けています。

ヴァレクストラ(Valextra)の特徴はというと特徴がないところが特徴と言えるでしょう。こういうと誤解を招くかもしれませんがヴァレクストラ(Valextra)のバッグや財布など見た目にシンプルでミニマルデザインの神髄を往くようなものなのです。ブランドのロゴも全く表に出てこないので、ヴァレクストラ(Valextra)を見たことがない人だと間違いなくヴァレクストラ(Valextra)だとはわからないでしょう。しかしヴァレクストラ(Valextra)の本質はそういった見た目ではないのです。熟練の職人が魂を込めて作品を一つ一つ手作りしているので、そこには魂が宿っています。職人の最高の技によって生み出されるダブルサドルステッチやコパの処理、コンパートメントのVシェイプカッティングといったディテールにこそヴァレクストラ(Valextra)がヴァレクストラ(Valextra)である証明なのです。

「マイクロブレラ」小さくて丸みを帯びたシルエットが気品あふれるショルダー付きハンドバッグです。細やかなシボ感が美しい上質なレザーボディは、柔らかく滑らかな質感ながらも、底鋲が施された自立する佇まいです。スエード地でライニングされた内側は、二つ折り財布や携帯電話が収納できるほどのコンパクトスペースに、小物入れにもなるカード入れが備えられた、実用的なインテリアです。また取り外し可能なショルダーベルト付きで、コーデや用途に合わせて使い分け出来内側に装着するため、フォルムがきれいに収まるこだわりを感じるルックスです。
「トートバッグ」シックなブラックカラーに、ラグジュアリーにあしらわれた華奢なゴールドメタルが高級感漂うトートです。細やかなシボ加工が美しい、滑らかで上質なレザーボディは底鋲が施された丈夫で安定感のある佇まいが魅力です。スエード地でライニングされた内側は、A4サイズが縦にぴったりと収まる大きさのマチがあり長めに作られたショルダーは手に持ったり肩に掛けたりと用途に合わせて使い分けが可能な2WAY仕様です。
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